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ハチの種類と子孫の残し方の違いについて

私はハチの種類や生態に興味を持っています。
例えば、猛毒の針を持つスズメバチなどは肉食で普段は主に昆虫類を食べますが、秋になると他のスズメバチの巣やミツバチの巣箱を襲ったりして餌にしています。
そのためミツバチが全滅することも少なくありません。
しかし、希ですがニホンミツバチの場合は、侵入してきたスズメバチに集団で襲いかかり、蜂球を作って熱で敵を撃退します。
そしてミツバチは、スズメバチとは逆に花の蜜や花粉を集めて餌にしています。
さらに、地面に巣穴を堀り捕まえた獲物に卵を産み付けて埋める狩りバチがいます。
それは、ベッコウバチです。
ベッコウバチはスズメバチのような毒針ではなく麻酔液のような針で獲物を狩ります。
刺された獲物は二度と起きません。
なぜかというと死なせてしまうと獲物が腐食してしまい幼虫の餌にならなくなるからです。
また、コバチやコマユバチに代表される寄生バチは、生きているチョウの幼虫やゴキブリなどの獲物の体内に卵を産み付けて子供を育成します。
そんなハチを見ていて弱肉強食の世界と、自然が作り出した生命進化の複雑怪奇さに強い衝撃と感動を覚えました。
そして、様々な生き方や子孫の残し方をしているんだなと感心しました。